Q.
ウォーミングアップ(準備運動)とクールダウン(整理運動)、
どちらをたくさん行えば良いのでしょうか?
Answer
健康づくりを目的とする運動においては、ウォーミングアップを
5~10分、クールダウンを10~15分行うことをお勧めします。
ご質問ありがとうございます。ウォーミングアップやクールダウンを実施することはとても重要なことです。しかし、具体的なやり方が明示されておらず、取り組み方は人それぞれといのが多いかと思います。これから行う運動種目や強度によってウォーミングアップの内容は異なるので、ここでは「1~1.5時間程度、ジムで運動する」という設定でお答えします。
■ ウォーミングアップは「5~10分」
ウォーミングアップを行うことで心拍数は徐々に上がり、全身の血液循環が高まります。それによって筋肉が柔らかくなり、身体が動かしやすくなったりケガを起こしづらくなります。やればやる程、効果が高まるかというとそうではありません。あまりに長い時間をかけてウォーミングアップをすると、メインとなるトレーニング時に筋力が十分に発揮できなかったり、集中力切れ、スタミナ切れを起こす原因になります。
ウォーミングアップは、20~30分かけてじっくり行うのではなく、5~10分で効率的に行うことをお勧めします(マラソンを走ったり、競技スポーツを行う場合は、20~30分かけてウォーミングアップしましょう)。
はじめにエアロバイク(自転車)やランニングマシンなどの有酸素マシンを用い、5分程度、「ちょうどよい~ややきつい」と感じる強度で身体を動かしましょう。息切れしたり、話をしながら運動を続けられない状態の場合は、強度が高いのでペースを落としましょう。
その後、全身のストレッチを6種目程度を3~5分程度行います。この際、座位や寝た状態でのストレッチではなく、できるだけ立位で行うことをお勧めします。
■休憩時間を活用しよう
ウォーミングアップの時間だけで、筋肉をじっくりストレッチしようとすると、それだけで数十分掛かってしまい非効率的なトレーニングとなります。筋力トレーニングを行う場合は、セット間の休息中に直前に使った部位を20~30秒間ストレッチするなどの工夫をすると、より質の高いトレーニングになります。
次号は、回答の続きとしてクールダウンについて解説します。お楽しみに!
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